勢いの良いタイトルとは裏腹に、今の私は頭が痛くて元気がありません。
生まれたての頃はこの世を偲んで常日頃から泣き叫ぶほど元気が有り余っていたというのに、体積が数十倍にも膨れ上がった今は泣き叫ばれる側へと回っています。
社会が怖くて頭が痛いわけではありません。
勿論頭を抱える悩みは多いですが、そんな愚痴を日記でこぼしたとて第三者からしてみたらどうだっていい話です。
他人の愚痴を眺めて気持ち良くなる人間はいないこともないでしょうが、きっと少数派の中でも更に一握りの激レア的存在なのでしょう。
で、何故頭が痛いのかと言いますと、相も変わらず首を痛めてからの神経痛が原因なのですが、先程愛用している座椅子が壊れてしまいましてね。
元々背もたれに違和感があったのですが、遂に私の体重からか起き上がらなくなってしまいました。
この座椅子ですが、いつも食後にうたた寝をするのに丁度いい姿勢を保持してくれましてね。背もたれが起き上がらなくなったからどうしたという考えで今回もいつもの通りうたた寝をしたんです。
そうしたら案の定首を痛めてしまいましてね。で、現在頭が痛いというわけです。
現在私は新しく開設するブログのために日々慣れないウェブサイト作成に勤しんでいるわけですが、これではまるで集中ができない。
前回の日記でも書いているように失いつつある日本語力を養おうと参考書も買ってきたのですが、集中ができないので全く手つかずの状態で放置してあります。
今こうして日記を書いているのもやっとの状態。
さっさと切り上げておやすみしてしまいたい気分ではありますが、今日も私は前回書いたようなカオスな日記が書きたくてですね。
今私の中で作風が変わろうとしているターニングポイントであるがためにあまりサボりたくはないのです。
だから私は世界へと挑んだ。
堂々と地を踏みしめるその2本の足に全ての信頼を寄せ、今また新たに3本目の足が生えようとしている刹那、この機を逃すまいと握り合った両の手を解き、天高く掲げたのです。
――瞬間、一閃が脳を突き刺しました。
光り輝くように見えたその世界はこれまでの私を否定するかのごとく私自身に悟りを開かせ、眩いままに雲仙岳の向こうへと沈んでいきました。
何か足臭いですね。
頭が痛い他に、今何か足が臭いように感じられました。
ごめんなさい。ちょっとあまりに臭くて集中できなかったので足を洗ってきました。
これでもう臭うことはないでしょう。
ゴロゴロと鳴り響く雷鳴は雲仙岳の噴煙の中に紛れて新たなキャラクターを考案してくれます。
「こんにちは!僕の名前はピーナたん!美味しいナッツを君にプレゼントするよ!」
唐突に現れたゆるきゃらとはかけ離れたビジュアルを持つピーナたんというゴミムシダマシは私の足元に歩み寄ってはそのまま通り過ぎていきました。
「あぁ、頭が痛い。とても頭が痛い。人を襲う病とはこんなにも辛いものなのか」
街道を征く老婆が頭と腹を抱えながらすり足でぶつくさと小言を放ちます。
「私は老婆ではない」老婆と比較をされた私が唐突に激昂する。こめかみの血管は今にもはち切れそうに脈動し、雲仙岳に紛れた雷鳴は新たなキャラクターを考案してくれます。
「こんにちは!僕の名前はピーナたん!美味しいナッツを君にプレゼントするよ!」
このナッツは頭痛に効く。それどころか百薬の長であるとピーナたんというゴミムシダマシは自信満々に答える。
老婆は地面に転がるナッツを拾うやいなや丁寧にロースト、カラメリゼをすると正規販売店で堂々と売り始めた。
これがドラッグストアである。そう、私は今頭を抱えているのだ。
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- 2021/02/25(木) 01:47:30|
- 日記
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