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【空想世界旅日記】床抜県3日目その①~床抜県の熱い魂が集う合戦~

"はし休"に長居をしすぎてうっかり宿を取りそびれてしまい、結果として駅前のビジネスホテルで床抜県2日目の夜を過ごしました。
あわよくば民宿でもちょちょづくをとは思いましたが、そもそもツテもなかったので仕方ないところです。

今回は昨晩に"はし休"の主人から新たな情報を貰ったわけですが、どうやら絵ェ城々浦里で本日イベントを行っているらしいのです。
どういったイベントであるかは具体的な話を聞くことができなかったのですが、それは行ってからのお楽しみというわけで……。
上相重駅から列車に揺られて1時間弱。宵巾県寄りになりますが、横に長い床抜県の西に位置する小都市の絵ェ城々浦里は自然豊かで農業が盛んな地域として知られています。

御手定山は赤く色付いていましたが、絵ェ城々浦里はこの時期も緑が豊富で、どういうわけかこの地域だけは旬の作物が全国基準からズレています。
北は百々見山、南は牙抜山からの山おろしが影響しているという話がありますが、詳細は解明されていません。
ですが、旬がズレることで全国的に一定の需要があることに間違いはないでしょう。

車窓から見える青々とした田畑の中に、ところどころ地面が露呈した円があるのですが、どうやらこの土でできた円が今回話に聞くイベントの鍵らしく、駅が近くなるに連れてますます謎は深まります。
如何せんこの絵ェ城々浦里が全国的に有名なのは農業の他、それがもう一つなのだとか……。

間もなくして絵ェ城々浦里に到着。
少年の割りに予想通りの田舎駅的な外観。しかしそれとは裏腹に駅前通りからすごい人が集まっていました。
恐らく大半は今回のイベントを目的とした観光客でしょう。
列車内はそこまで混んでいた印象はありませんでしたが、一体どこから湧いて出てきたのか……。

少し進んでいけば縁日を思わせる屋台がずらり。
イベントと言うよりもお祭りに近い感じでしょうか。
珍しくドムグム焼きの屋台があったので、朝食もろくに食べてないですし、折角なので屋台で朝ごはんを済ませることとしました。
チョコバナナとドムグム焼きを片手にまずは人の流れを観察することします。

よく見ると中には参加者と見られるようなゼッケンをした人がちらほら見受けられ、妙に殺気立っていると言いますか、ピリピリとした空気が伝わってきます。
遠くからは怒号のような声も聞こえてきますし、妙に屈強な人が多い気もします。

往来激しい傍らでちょこんとベンチに座りながら周りを眺めていますが、一抹の不安は隠せません。
ひとまずは何かが始まるまで、大人しく隠れるように過ごしてみるとします。
その②に続きます。

この日記はフィクションです。実際の地名、人物、団体とは一切関係ありません。
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  1. 2020/11/04(水) 02:20:05|
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