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【空想世界旅日記】床抜県3日目その②~血みどろの決闘祭~

ただの祭りかと思っていましたが、正直虚を突かれた気持ちです。
遠くで聞こえていた怒号や、屈強な男たちが妙に多かったのはこれが理由かと。

正直私が想像していたのは、何というかけんか祭りのような……いや、これもある意味けんかといえばけんかですが、一定の規定の範疇に収まる中での激しめの祭りであると思っていたんです。
しかしながら、実際のところ目の当たりにしたのは、ゼッケンをした者同士が互いに町中で決闘を申し込んでは殴り合うといった、町ぐるみで行うストリートファイトだったのです。

確かに参加者ではない人たちは外から見ているだけで危険はないのですが、血を見ることに慣れていない私としては恐ろしくて仕方がありません。
そりゃあまぁ地域公認の殴り合いは盛り上がるでしょうよ。
下手に死亡者も出さないように体制も整えてはいるようですが、血気盛んな男たちがいつ爆発するかと思うとヒヤヒヤで仕方がありません。

それでも旅日記としてレポートをするのであればこれはしっかりと調査をしておきたいところ。
そこら辺に立っていた運営側テントの人に尋ねてみました。

ルールとしては3日間昼夜問わずぶっ続けで行われるストリートファイト。
町中で出会った人らが互いに決闘を申し込み合い、近くに設けられた舞台(道中見かけたサークルなど)で闘うとのこと。
基本的には1対1だが、場合によっては人数の変更も可。武器も致命傷になるようなものでなければ使用可。
どちらかが降参、運営からストップがかかるまで決闘は続けられ、勝者がゼッケンを奪うというシステム。
別日では色別に分けたチーム戦も開催されるので、興味があれば参加してねと言われました。

とんでもないです。
私はガタイは良い方ではありますが、決して腕っぷしが強いわけではありませんし、気が強いわけでもありません。
傍観しているだけで十分です。

それにしても時間が経過するにつれて怪我だらけの人らが目立ってきました。
最初は縁日みたいで楽しいものかと思っていましたが、これではどうも食欲もわきません。
道の駅まで歩いて名物を探すも、血祭りまんじゅうだとか、タコ殴り割れせんべいといった案の定物騒なものばかりです。

何だか床抜県の裏の顔が垣間見えたような気がします。
こうも定期的にオフィシャルストリートファイトを行っていれば、それがストレスとの発散元となって治安も良くなると。
何というかすごく強引というか、筋肉理論というか、納得?

そう言"はし休"の主人もどことなくガタイが良かったような……。
ニコニコと愛想のいい表面を持っていながら、若い頃は血みどろの殴り合いをしていたのでしょうか。
あくまで憶測にしか過ぎませんが……まぁ多分そうだったんでしょうね。

この日記はフィクションです。実際の地名、人物、団体とは一切関係ありません。

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  1. 2020/11/08(日) 23:15:53|
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